記事一覧
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教養
ヒスタミン不耐症と脳の関係について
アトピーやアレルギーの人に嫌われがちなヒスタミンですが、頭の回転を良くする働きがあります。 正確に言うと、ヒスタミンH3受容体と作業記憶が関係しているということです。EJNMMI Res. 2018 Jun 14;8(1):48. doi H1受容体はアレルギー反応に関わります... -
教養
パニック障害と高血糖(該当しない人も必見)
パニック障害がある人は、特に血糖値を上げ過ぎない食べ方が求められます。 まずは以下の流れをご覧ください。 ①糖質を摂りすぎる▼②高血糖になる▼③インスリンが過剰に分泌される▼④NMDA受容体が過度に活性化される〔糖尿病 57(9):682~684,2014〕▼⑤神経... -
その他
パワハラを受けて休職した ある銀行員の話
上司のパワハラによりうつ病の診断を受ける▼ 休職が長引く▼人事部から職業訓練に行くように指示される▼障害を持つ人たちと一緒に作業することに苦痛に感じる▼自◯未遂をする▼職業支援施設でストレス耐性が低いと性格診断される▼自分が悪いと思い込み自◯未遂... -
栄養の思考
残酷な分子栄養学
分子栄養学の考え方 分子栄養学では、生化学的な予測から摂取すべき栄養素を割り出します。 例えばALTという酵素にはB6が使われるから、ALTが低いならB6を足すなどです。 しかし実際にALTが低い人にB6のサプリを飲ませてみると、ALTの数値が上がってこない... -
その他
糖質制限に関する一考察
栄養判断力のテストです。 どんなに適切な情報が手元にあっても、それが妥当かどうか判断する力が無いと無意味です。 適切な情報の価値がわからず、不適切な情報を信じてしまうかもしれません。 そうならないように、実戦形式のテストをしてみましょう。 ... -
教養
栄養療法で結果を出す方法(勉強が苦手な人向け)
栄養療法で結果を出す方法(勉強が苦手な人向け) 栄養療法と数学はそっくりです。 数学では基礎的な計算問題ができないと、それ以降でつまづきます。 単に計算ができないから解答ができないという理由だけではなく、脳のメモリが計算をこなす方に取られて... -
サプリメント
鉄サプリの正しい使い方
低エネルギーの人が鉄サプリを摂ると、ヘモグロビンを作る前に、電子伝達系の方に効きます。 酸素を運ぶ赤血球を作る前に、ATPというエネルギーの元を作るということです。 だから良質な鉄サプリを飲むと、すぐにATPを作れて元気になる人がいます。 しかし... -
サプリメント
まさか塩酸ベタインを飲んでないですよね?
あなたは何年前の情報で栄養療法をしていますか? 未だに胃酸補助に塩酸ベタインという投稿をしている分子栄養学の関係者がいます。更新されない古い情報で栄養療法をすると、そうなります。胃酸が出ていないから胃酸を補助するために塩酸ベタインを飲む。... -
教養
体調不良から回復できない最大の要因
体調不良から回復できない最大の要因はこれです。 副腎疲労で低血糖になると、脳の前頭葉の血流が低下するとされています。 論理的な思考を司る部分の前頭葉の機能が低下すると、感情を抑えることができなくなります。 つまり、その状態でSNSの健康情報を... -
教養
ALPを上昇させる方法
昔の分子栄養学では、ALPという酵素の数値が低いと、ZnとMgをサプリで補給するように言われていました。 しかし実際には、MgやZnのサプリを補給してもALPが上がらないということが頻発しました。 私もサプリでALPが上昇した症例を見たことがありませんし、...