体調不良で休んでいる人が99%間違うことを教えます。
「元気になったら前みたいに活躍したい」
と思っていませんか?その考えのままだと回復しません。
仮に回復しても、また不調になる可能性が高いです。
そうならないための方針をお伝えします。
あなたは今まで頑張って生きてきました。
真面目に生きてきたので、ある程度の結果も出せました。
しかし、どんなに頑張っても望む状態にはなれませんでした。
仕事を一生懸命頑張っても、もっと上の成果を要求されます。
パートナーに尽くしても、自分が求めるだけの愛情は注いで貰えません。
そしていつの日か疲弊して動けなくなりました。
原因を調べたところ副腎疲労だということがわかり、対応を調べているのが現在の状態だと思います。
ところが、今まで一生懸命やってきた人ほど陥りがちな間違いがあります。
それは過去の延長線上に、未来の自分を作り上げようとすることです。
未来に望む状態になりたかったから、過去に頑張っていたのです。
望む未来になれないことがわかっているなら、最初から頑張っていませんでした。
- 大学に落ちるなら受験勉強せずに遊びます
- 収入が上がらないなら責任の軽いバイトをします
- 愛されないなら独りで過ごしたほうがマシです
未来に何かを期待したから頑張ってこれたのです。
ところが、その頑張りに身体は付いてこれませんでした。
それなのに不調で休む人は、復帰すればまた頑張って望む未来が手に入ると思っているのです。
まだ過去に夢見た未来を捨てることはできません。
それは過去の自分の頑張りを否定することに繋がります。
夢見る未来との決別は絶望に繋がります。
容易には受け入れられるものではありません。
しかし、それをしないと本来の生き方ができないのです。
苦渋の決断をして叶わない夢と決別できた人は、無理ができない自分の身体に合った活躍の仕方を見つけようとします。
「今の状態で出来ることをやる」
目が覚めた人は共通して、この考えを持っています。
過去にこだわる人は、過去と同じくらい活躍できる体調になってから復帰しようとします。
しかしそんな状態は無いのです。
いつか身体を壊すような無理な生き方をする状態に戻ろうとしても、そんな状態に適合する身体には一生ならないので、復帰ができなくなるのです。
だから過去と決別できていない人は、なかなか復帰できなくなります。
ピークの時の状態に戻ろうとしているのですが、そのような無理な状態に耐えられる身体にはなれないので、いつまで経っても復帰できないのです。
仮に復帰できても一定期間でまた身体が動かなくなります。
一方、過去と決別できた人は新しい生き方を見つけて作り上げることができます。
無理をしないでも最善を尽くす方法を考えることができるようになるのです。
これは人生の質の低下を意味しているのではありません。
最初はこんな未来を想像すると思います。
- 志望校のレベルを下げたら生涯の年収に影響する
- 正社員を辞めてバイトになったら生活が苦しくなる
- 今のパートナーを失ったらもう後は無い
しかし過去に想像した未来が手に入らなかったのと同じように、今想像する残念な未来は実際には起こらないことかもしれません。
場合によっては無理無く活躍できた方が結果を出せる可能性もあります。
こんな未来になるかもしれません。
- 自分に合った学校で好きな事が見つかった
- もっと才能を活かせた仕事ができて年収が上がった
- 無理をしなくても一緒に居られるパートナーが見つかった
こうなるには、まずは挫折することです。
挫折したことを認めましょう。
過去の自分が求めた物は手に入らない。
だけどもっと良い物が手に入る未来は必ずある。
そう信じて前へ進むことです。
体調不良の後に復帰して活躍している人は、例外無くそれが出来ています。
過去に求めていた未来を追い求めていて幸せそうにしている人は見たことがありません。
自分のさまざまな可能性を知らない時に挫折を受け入れるのは想像を絶する苦しみだと思います。
しかしそれを認めて乗り越えないと前へ進めません。
「自分ならできる」
そう信じて新しい未来を作りましょう。
それができたら副腎疲労と無縁な人生が送れるようになります。