間違った鉄剤の使い方について(長距離走・貧血)

間違った鉄剤の使い方について(長距離走・貧血)

何の数字だと思いますか?

全国中学生駅伝出場経験者の3.2%
全国高校駅伝大会出場校の22%

引用:https://www.med.or.jp/sportsdoctor/wp-content/uploads/2019/03/tetuzai_rikuren.pdf

こんにちは。

ドーピングの使用に反対な、パーソナルトレーナーの政安です。

ドーピングというと、筋肉増強剤に代表されるような『ムキムキになって競技成績を伸ばすための薬剤』というイメージの方が多いかもしれません。

しかし、他のタイプのドーピングも存在します。

今日はその中から「鉄剤注射」についてお話します。

目次

鉄剤注射とは

冒頭の数字

全国中学生駅伝出場経験者の3.2%
全国高校駅伝大会出場校の22%

鉄剤によるドーピングを行った割合です。

中高生がドーピング!?

驚きですね。

国家の威信をかけた旧共産圏の選手ならまだしも、日本の中高生がドーピングって・・・開いた口が塞がりません。

私は関東圏で一番陸上の強い高校に、スポーツ推薦で入りました。

あの世界は、一種独特の宗教のような所で外界の常識が通用しません。

選手のその後の健康などお構いなし。

その年の記録が出せれば良いという、特殊な世界です。

当時は鉄剤の注射などはありませんでしたが、通常高校生が使用しないような高用量・成分のサプリメントを購入されられている生徒は居ました。

あの世界なら鉄剤の利用も考えられます。

ところで、鉄剤はどのような機序で、競技成績を伸ばす事に繋がるのでしょう?

赤血球が酸素を運びエネルギーを作るので、赤血球を増やすために鉄剤を使うようです。

鉄剤の投与で赤血球が増えるのか考えてみましょう。

TCA回路という、エネルギーを作る回路で、赤血球という酸素を運ぶ細胞の材料「ヘム」が作られます。

TCA回路では、水銀などの有害金属が、以降の流れを止めてしまいます。

TCA回路でスクシニルCoAが十分に作れていないとポルフィリンが作れず、ポルフィリンと結合するはずだった鉄は余ってしまいます。

余った鉄は活性酸素を発生させ、全身の細胞を傷つけます。

充分なポルフィリンが無い状態で、鉄剤注射をしたらどうなるのか?

余った鉄が活性酸素を発生させ、場合によっては赤血球の破壊まで起こしかねません。

鉄剤注射によって、貧血が悪化するということも体内の状況によってはあり得ます。

鉄剤を使うのではなく

  • 日々の食事で鉄・たんぱく質を摂取
  • 細胞膜の柔軟性を高めるオメガ3の摂取
  • TCA回路を回すための有害金属デトックス

これらが貧血解消には欠かせません。

赤血球を作るのに葉酸やB12、細胞膜を作るのにコレステロールが必要なので

コレステロールを合成する肝臓の健全さ、コレステロールを含む胆汁を排出する胆汁分泌の正常さなども関わってくるので、貧血は鉄を足せば治るほど単純な話ではありません。

身体の仕組みを知れば安易にドーピングをしなくても競技ができる身体は作れるはずです。

TCA回路を邪魔する有害金属の出し方がわからない。

もっと効率よく出したい。

そもそも、どこから摂取しているの?

という方はこちらをご覧下さい。

断食のプロによる完全デトックスマニュアル|政安秀仁

間違った鉄剤の使い方について(長距離走・貧血)

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