パワハラを受けて休職した ある銀行員の話

パワハラを受けて休職したある銀行員の話

上司のパワハラによりうつ病の診断を受ける

休職が長引く

人事部から職業訓練に行くように指示される

障害を持つ人たちと一緒に作業することに苦痛に感じる

自◯未遂をする

職業支援施設でストレス耐性が低いと性格診断される

自分が悪いと思い込み自◯未遂を繰り返す

今考えると、自分のストレス耐性の問題では無かったと思います。

パワハラをする方がおかしいのです。

ミスを指摘される際に怒鳴られると、ノルアドレナリンが出て萎縮します。

そうなると血糖値が乱高下するので、ミスを連発します。

上司がミスを誘導しているのです。

更に、障害者に混じって仕事をするのを苦痛に感じるのも当然です。

※この表現は、障害を持つ方への差別的な意図を持っていません。

大学まで出て銀行員になり、これだけ頭脳に自信のある自分が、まともに給料が出ない作業所でミシンがけをしているのです。

気が変になって当然です。

人には与えられた役割というものがあり、それを全うできないとストレスを感じて当然なのです。

当時の私は、自分に問題があると考えていました。

自分が周りと同じことができないのが問題なのだと。

しかし今は違います。

別に会社務めという働き方が全てではありません。

いくらでも生きていく方法はあります。

休職と眠剤の断薬に10年かかりました

それまでまともに仕事をしていなかったので、43歳の私の労働経験は33歳の人と近いのかもしれません。

しかし復帰後の数年で、介護夜勤を毎日行い年収が1,000万円になったし、分子栄養学では先生と呼ばれて頼りにしてもらっている現状があります。

失われた時間を取り戻すように、がむしゃらに頑張ってきました。

上司のパワハラに耐えていたのは、他に生きる術が無かったからです。

副業で毎月安定して30万円稼げていたら、アッサリと銀行を辞めていたでしょう。

人事部から職業訓練に行くように言われても「稼げてるので訓練は必要ありません」とキッパリ言えたと思います。

当時は自分の性格の問題だと思って、自◯までしようとしました。

しかし状況が悪化する原因は、お金を稼ぐ能力が無かった事と、自分が活躍する場所が無かったことだったのです

世の中は弱者に対して徹底的に冷たいです。

弱者になると、原因はその人自身の性格にあると決めつけられます。

しかし誰でも得手不得手があります。

私は事務作業が苦手なので、人にお金を払ってお願いしています。

その分、健康になるための方法を教えることに専念できています。

私が事務作業の能力で評価をされる環境に居たら、毎日が地獄のようだと思います。

しかし得意の栄養で人を健康にする仕事に専念させてもらってるお陰で、毎日が快適です。

持って生まれた体力も能力値も、人それぞれです。

しかし今の状況が苦痛と感じているのであれば、単に活躍する場を与えられていなくて、お金が稼げていないだけかもしれません。

今は本当にさまざまな生き方ができるようになっています。

  • Uber EatsやAmazonの宅配
  • 個人で請け負うデザインやプログラミング
  • ネットでできる、ちょっとした個人事業主の手伝い

最初は単価が安くても、ずっと0円の状態が続くことはありません。

工夫次第で、生活ができるようにはなると思います。

だから、あなたを怒る人とも、性格を否定する人とも関わらずに生きていける方法があるのです。

落ち込んだら自分を責めないで、栄養状態を整えて、体力を回復させて、そこから離れて、新しい道を切り開きましょう。

絶対になんとかなります。

パワハラを受けて休職したある銀行員の話

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