先日の糖質制限の投稿に対して「カロリーなんて言ってる時点でw」というコメントを頂きました。
その人は糖質制限が良いと思って行っているようです。
こういうタイプの人が治らない理由
糖質制限は身体に良いという『結論ありき』だと、論理的な情報を見ても受け入れません。
信じている情報が全てであり、新しい情報を勉強し直す余裕が無いのです。
最近皆さんが誤解しているテーマを意図的に取り上げた投稿を行いました。
- 糖質制限のリスク
- 果糖ブドウ糖液糖の正体
- だし&栄養パウダーの間違った認識
どのテーマも信じている人から多少の反発がありました。
今まで信じてきた内容を否定されると、受け入れられない場合もあります。
「実は地球が太陽の周りを回っている」と言ったら異端扱いされる時代もありました。
しかし、現在はいくらでも事実の検証を行う手段があります。
それなのに間違った情報を信じ続けるのには理由があります。
それは利害関係と感情です。
利害関係
一貫性の無い投稿を行うと信頼を失います。
そこで間違った情報を配信しているインフルエンサーが間違いを指摘されると、指摘箇所の話は避けて持論を展開し続けます。
それがだし&栄養スープが身体に良いと配信している人たちの現状です。
先日、私が製造元に質問した情報に関する内容には絶対に触れません。
触れたら嘘がバレるからです。
千年前の食品舎様への質問 ↓
彼らの主張は、製造元の社長がそう言ってたという話ばかりです。
私の質問に答えられた人はいません。
製造元の社長の発言を見ると、ホメオパシーや疑似科学的な内容が見受けられるので、その情報を根拠にすることはできません。
科学的・論理的な会話でないなら、なんとでも言えるのです。
引っ込みがつかなくなった彼らは、事実の証明からは逃げて、持論の展開を続けます。
「自分は栄養の専門家を自称しながら、単に目新しい噂を広めていただけで、事実の検証をしないで投稿してました」 とは言えないでしょう。
信頼を失って商売にならなくなるからです。
でも辻褄が合わない事を言っているというのは、論理的に考えられる人にはバレます。
騙せるのは信者だけです。
事実と感情を切り離せない人たち
事実は事実です。
好き嫌いとは関係がありません。
冷静に考えれば好き嫌いと事実の関係には、次の4パターンがあることがわかります。
- 自分が好きな人が間違ったことを言う
- 自分が好きな人が正しいことを言う
- 自分が嫌いな人が間違ったことを言う
- 自分が嫌いな人が正しいことを言う
しかし信者になってしまうと、②と③しか無くなります。
①と④も見ないと事実と向き合えません。
事実と感情は切り離して考えないと、妥当な判断はできないのです。
事実を受け入れられない人の末路
先で紹介したカロリーを笑った人のように、事実を受け入れられないと、間違った情報を元に栄養療法を行うことになります。
どんなに尊敬している先生が言った情報でも、間違いは間違いなのです。
おそらく「カロリーって言ってる時点でw」と言ってしまったのは、そういう配信をしている人の受け売りなのでしょう。
正しい情報を元に妥当な判断をするから、栄養療法で結果を出せます。
この中で結果が出せるのは②だけです。
- 正しい情報と非合理的な判断
- 正しい情報と合理的な判断
- 間違った情報と非合理的な判断
- 間違った情報と合理的な判断
情報が間違っている時点で、どんなに頑張っても結果は出ません。
仮に出たとしても、それは偶然で再現性がありません。
最初から精度の高い判断はできません。
私もそうでした。
たくさん間違って、不要なお金と時間を使ってここまできました。
だから情報を調べる訓練を積むのです。
そうすれば事実にたどり着きます。