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Twitterで間違っていそうな健康の情報を見かけたら、論理的に掘り下げて考えてみてください。
例えば 「朝食は主食が中心の献立にするべきではない」 という栄養の情報を誰かが言っていたとします。
ここでそれぞれの言葉の定義を考えます。
- 朝食とは何時~何時に食べたものか?
- もしくは夕食から何時間空けた食事のことか
- AM11時が最初の食事なら、それは朝食か
- 主食とはなにか ・米ではなく、芋やトウモロコシでも朝食には向かないと主張したいのか?
- 中心とはなにか
- ご飯茶碗が真ん中になるように、皿を並べることか
- 三大栄養素の割合で、糖質が一番多くなるようにしないという意味か
- それはPFCそれぞれのグラム数か
- それとも食材のグラム数か
- そもそも、そのアドバイスは、誰に向けたものなのか?
- 痩せ型?ボディービルダー?糖尿病?副腎疲労?
アドバイスというのは、なるべく解釈のしようがなく、誰が行っても同じ結果となるようなものが理想です。
読み手によって結果が異なる健康情報だと、時には危険な結果になってしまうかもしれません。
しかし、どんなに論理的で解釈のしようがない情報であっても、読み手も論理的でないと、飛躍した結論に達することがあります。
そこで論理的思考能力の訓練が必要となります。
この本を読んでみてください。
私が大学時代に卒業論文を書くために訓練したときに使用したものです。
言葉の使い方が上手になり、論理の破綻がすぐに見破れるようになります。
間違った栄養の情報に騙されないために、論理の訓練をしておきましょう。
分子栄養学を学ぶ全ての人に読んでほしい
カロリーやPFCバランスの概念が抜けた栄養指導を受けたことがないだろうか? その人に合わせて理想の状態に近づく方法を考えるのが栄養指導です。 「まごはやさしい」と…