第1章 はじめに
あなたが分子栄養学で不調を改善しようとしているなら、仮説と検証を重ねながら、自分の身体を望む状態に導こうとしているはずです。
このプロセスでは、複数の情報を整理し、具体的な実践へと落とし込む力が求められます。
しかし、多くの人は、この「情報を適切に読み、理解し、実践する」という基本的な力に課題を抱えています。
それはあなたのせいではありません。学校教育の欠陥のせいです。
国語教育が、読解力を育てることに失敗しているのです。
特定の情報を得て、健康の取り組みをするには、論理的な思考能力が必要不可欠です。そして、論理的な思考は脳の背外側前頭前野という部分で行います。
しかし、情報を背外側前頭前野(思考の中枢)で理解すべき場面で、内側前頭前野(共感・感情)や扁桃体(危機反応)で処理してしまう人が多い印象です。
これでは、論理的な理解や実践が難しくなり、「ただの感想」や「なんとなくの判断」に流されてしまいます。
この投稿では、多くの人が情報を適切に読むことができず、健康の取り組みを適切に実践できない理由解説し、それを改善するための「読解力の鍛え方」の重要性についてお伝えします。
第2章 健康改善に必要な「読解力」とは?
健康に関する情報は、単純なものではありません。食事、運動、環境、睡眠、ストレス管理など、複数の要因が絡み合い、それらを適切に整理しながら、自分に合った方法を見つける必要があります。
このプロセスで重要なのは、「具体と抽象を行き来する力」です。例えば、ある取り組みが、身体の特定の部位に特定の影響を与えるという、抽象的な情報を得たときに、それを「自分の生活にどう応用するか?」という具体的な方法を考えられないと、得た知識を使って健康の取り組みをすることができません。
しかし、現代の国語教育では、文章を共感的な感覚で回答する訓練ばかりが行われ、「抽象的な概念を具体的な行動に落とし込む力」 や 「異なる情報を組み合わせて新たな仮説を立てる力」 が育まれていません。
その結果、多くの人は「情報を読んでも、実践に結びつけられない」「言われたことをそのままやるが、応用ができない」といった状態に陥ります。
つまり、読解力が足りないと、「影響力のある人から勧められたサプリを買って飲むだけ」という、結果に繋がりにくい行動しか取れなくなるということです。
第3章 読解力の欠如が健康改善を妨げる理由
例えば、「糖質制限が健康に良い」と聞いたとき、背外側前頭前野で考える人は、「どの範囲で制限すれば良いのか?」「他の栄養素とのバランスはどうか?」と分析します。
しかし、扁桃体と内側前頭前野で考える人は、「権威のある先生が言ってるのだから、糖質は怖いもので間違いない」「SNSで見かけた人も糖質制限をして健康になったと言ってるから、私も真似してみよう」となるのです。
つまり、国語教育の影響で、「文章を感情的にしか受け取れない人」が増えた結果、健康情報を適切に処理できず、誤った実践に走るケースが多くなっているのだと考えられます。
あなたが実践する健康法は、単純なマニュアルに従うものではなく、自分の体と向き合いながら試行錯誤するものです。
そのためには、「読んだ情報を整理し、仮説を立て、実践し、結果を分析する」というプロセスが不可欠です。
しかし、読解力が不十分だと、次のような問題が起こります。
- 文章の要点を適切理解できず、必要な情報を見落とす
- 「なぜその方法が有効なのか?」という背景を考えずに、表面的に実践してしまう
- 「○○が体にいい」と聞くと、極端な解釈をしてしまい、バランスを崩す
- うまくいかないときに、原因を分析せずに「この方法はダメだった」と短絡的に結論づける
つまり、健康改善には「情報を読んで、論理的に整理し、適切に応用する力」が求められます。国語の読解力は、単なる学力ではなく、あなたの健康を守るための重要なスキルなのです。
第4章 読解力を鍛えることが健康改善には必須である
健康を改善し、自分の身体を望む状態に導くためには、適切な情報の読み取りと実践が不可欠です。しかし、現在の国語教育では、論理的な読解力が十分に育まれておらず、多くの人が情報を感情的に処理し、誤った判断をしてしまいます。
あなたが本当に健康を手に入れたいのであれば、まず読解力を鍛えることが最優先です。そのための具体的な訓練方法については、すでに用意しており、これからサロンで公開予定です。
あなたが健康を本気で追求するならば、ぜひ実践してください。
読解力を持つ人だけが、健康を改善できるのです。
