世の中には、数多くの健康に関する嘘や誤情報が溢れています。
新しく衝撃的な情報を提供した方がウケるので、そうした悪質な情報は無くなりません。
そこで情報の受け手の問題を確認します。
疑似科学的な健康情報に傾倒する人には、このような心理的背景があります。
騙される人の特徴
疑似科学的な健康情報にハマる人々の心理的背景には、多くの要因が影響している可能性があります。
以下にいくつかの要因を挙げてみます。
不安や恐れ
人々は健康問題に対する不安や恐れを抱えており、そのような情報が解決策を提供してくれると信じたくなることがあります。
希望と願望
疑似科学的な健康情報は、しばしば奇跡的な治療法や瞬時に効果が現れると謳っており、人々に希望を与えます。
知識の欠如
健康に関する知識の欠如や医学的知識の欠如は、人々が疑似科学的な情報を真実として受け入れる可能性を高めます。
承認欲求
人々は自分の意見や信念を他者に認めてもらいたいという願望を持っているため、疑似科学的な健康情報を受け入れやすくなります。
自己効力感
疑似科学的な情報は、人々に健康問題を自分で解決する能力を持っているという感覚を与えることがあります。
不信感
一部の人々は、主流の医療システムや医師に対して不信感を抱えており、代わりに疑似科学的な健康情報を求めることがあります。
- 不安感が強く
- 忍耐強く１つの勉強を積み重ねることができず
- 多くの積み重ねが既にされている妥当な情報に不信感を持ちながら
- 自分は特別な存在でありたいという都合の良い願望があると
- 騙されやすくなる
ということです。
この状態になっている人の特徴として、特定個人の情報に傾倒するというものが挙げられます。
公平に学習をしていれば、誰か特定の人の情報に傾倒するといことはありません。
まずは、教科書的な内容を学習しましょう。
基本的な勉強の積み重ねが面倒だから目を反らせて、◯◯は危険だから避けようという、すぐに真似できる安易な方法に魅力を感じるというのは、その人のエネルギー状態そのままを表しています。
状態が悪いから、エネルギーが多くないと理解できないことは無視して、今の自分でも納得がいく答えを求めるのです。
例えば、分数の割り算が怪しい人が、微分・積分を理解しようとするのは無理です。
そこに至るまで多くの積み重ねをしないと、スッキリと理解した感覚は得られません。
それを、いきなり今日スッキリする裏ワザがあると言われて飛びついてしまうのが、疑似科学に騙される人です。
基本の勉強は地味でつまらないですが、大きな成果を得るためには欠かせません。
いきなり大きな結果を得ようとせず、教科書的な勉強を積み重ねましょう。
