はちみつ療法の秘密

はちみつ療法の秘密

はちみつを使って金儲けするカラクリを曝露します。

PUFAフリーを既に実践している人は、後悔するので絶対に見ないでください。

これから実践しようと思っている人には、物凄く価値のある内容だと思います。

それでは解説していきます。

目次

はちみつ療法での儲け方

先日の記事で、PUFAフリーの根拠となる崎谷博征の著書はデタラメだらけとお話しました。

本文とは関係の無い論文を引用して、信ぴょう性を高めるように見せかけているのです。

つまり、PUFAフリーは論理の破綻をしており、根拠が無いということです。

著書は嘘だらけ まずはその事実を理解した上で読み進めてください。

ここから先は、私が創作した架空の物語です。

真に受けず、判断材料にしてください。

ある外科医Sの話

Sは外科医になってみたものの、手術が苦手である。

しかしプライドだけは高く、評価をしてもらえない病院で厄介者扱いを受けるのが我慢ならない。

そこで、外科医として以外の収入を得たいと思うようになる。

Sは昔から虚言癖があるが、知能指数は高い。

そこで新しい栄養療法を提唱して、第一人者になれば儲かるのではないかと思いつく。

現在は、糖質制限をして体調が悪化する人が多い。

そこで、糖質の摂取を推奨する栄養療法が上手くいくと確信する。

しかし、ご飯やジュースなどの手に入りやすい糖質で健康になってしまうと儲からない。

何か特別な効能があるイメージの糖質は無いだろうか・・・

そうだ!はちみつを売ろう!

はちみつの価値を高める

しかし国産のはちみつでは、原価がバレてしまうので、儲けを出せない。

国産の良質なはちみつの価格は、1kgで5,000円程度が妥当。

このようにすぐに原価がわからないようにするには、海外製のはちみつが良い。

都合が良いことに、日本人は英文を読めない人が多い。

翻訳までして情報を集める人も、ほとんどいない。

だから海外で、しかもマイナーな地域のはちみつなら、原価がバレずに儲けが出しやすい。

海外製のはちみつを商材にしよう!

現地の3倍程度の価格にすれば、十分に儲けが出る。

例えばこの、オーストラリア産のジャラハニー。

現地で買えば、1kg5,000円程度だが、日本で15,000円で売ってやろう。

現地で代替療法や自然療法のボッタクリ価格のはちみつが、日本なら更に高額で売れる。

我ながら良い方法を思いついた。

俺って天才だな。

PUFAフリー爆誕

しかし、はちみつを買わせるだけでは理論として弱い。

何か、画期的な要素がある栄養療法にしなくてはいけない。

糖質を悪者にする、糖質制限が流行っているので、たんぱく質を悪者にしてみようか?

いや、たんぱく質を減らすと、すぐに体調が悪くなるはずだ。

何か一部の人にだけでも、メリットがある方法は無いだろうか。

そうだ!脂質を悪者にしよう。

しかし、飽和脂肪酸を悪者にするのはつまらない。

既に食事摂取基準で指摘されている部分で、栄養士の指導と変わらなくなってしまう。

脂質の中でも、今まで危険と言われたことが無くて、かつ、一部の人が除去すると体感が良いもの。

そうだ!オメガ3・6の多価不飽和脂肪酸にしよう!

多価不飽和脂肪酸を減らせば、体内で抗炎症のミード酸が合成されやすくなる。

これなら一部の人の炎症を抑えるはずだ。

そして、分子栄養学ではオメガ3を抗炎症物質を作る材料として摂取するのが推奨されている。

しかし一部の酸化しやすい人たちは、オメガ3の摂取で結果が出ていないようだ。

抗酸化物質を十分に摂らせるのが本来の対応だが、その話題は都合が悪いから隠しておこう。

抗酸化物質の話は隠して、オメガ3と6を減らすようにすれば、オメガ3が合わない一部の酸化しやすい体質の人を、分子栄養学から取り込める。

そして、その人達に分子栄養学の悪評を言わせよう。

分子栄養学で治らなかった。

しかしはちみつ療法で治った。

こう喧伝して、はちみつ療法は分子栄養学の上位互換だと思わせることができれば、ますますはちみつの売上が伸びるはずだ

ところで、多価不飽和脂肪酸の摂取を減らす健康法にも名前を付けておきたいな。

グルテンフリー、シュガーフリー… ◯◯フリーに当てはめるなら、多価不飽和脂肪酸フリーとなる。

でも「多価不飽和脂肪酸フリー」だとゴロが悪いな。

多価不飽和脂肪酸は英語でpoly-unsaturated fatty acid(PUFA)と呼ばれている。

これだ!PUFAフリーと呼ぼう!

PUFAは一般人が聞き慣れないし、PUFAフリーという言葉を作れば、今の不調の原因を表す新しい概念という印象を与えられる。

そして不思議な感じがして音の響きも良い!

思考力が落ちてる人にウケそうな名前だ!

俺って天才だな!

宗教化

理論は完璧に組み上がった。

でも、理論だけでは流行らすことはできない。

流行らせるためには、宗教化させるさせる必要がある。

次の手順で宗教化させよう。

①既存の宗教に潜入

まずは分子栄養学を改めて学び直そう。

理論の長所短所、集客方法、集まる顧客の特性などを調べるためだ。

そして分子栄養学を上手くできなくて、治っていない人をターゲットにしよう。

②集団脱会

分子栄養学が上手くできなくて不満を溜めてている人たちに、はちみつ療法を勧めてみよう。

少しでも調子が良くなれば、すぐにこちらに引き込めるはずだ。

③はちみつ教設立

引き込んだ信者に、はちみつの販売をさせよう。

ネズミ講のように、はちみつの販売資格を作って有料の講習を受講させよう。

自ら料金を払って販売システムを勉強してくれる、都合が良い従業員にするのだ。

④教義の作成

宗教には独自の教えが必要だ。 それは独特で閉鎖的であるほど良い。

はちみつ療法独自の用語を作ろう。

オウム真理教では、グル、ポア、サティアン 創価学会では、題目、折伏、御本尊 などの用語を作って組織の連帯感を作っている。

自分たちだけで通用する用語を使わせると、排他的になり熱心な信者になりやすのだ。

例えば、こんな用語はどうだろう

  • リアルサイエンス
  • 生体内核爆発
  • PUFAフリー
  • はちみつ療法
  • リポリシス

これらの用語の作成に加えて、一見理論的な栄養学の書籍を販売しよう。

独自の用語と、理論を熱心に覚えると、サンクコストが働いて脱会しにくくなるのだ。

こんなに課金して、勉強したのだから、治らないまま終わるともったいない。

そんな心理をたくみに利用しよう。

このようにして、宗教化すれば、あとは勝手に初期メンバーが集客をして広まってくれるはずだ。

俺は反ワクチンの話でも創作して、新しい信者の囲い込みをしよう。

さいごに

さて、いかがだったでしょうか?

この話は完全に私の創作であり、架空の話です。

しかし、あなたの心に何かの変化があったと思います。

今回の投稿が、栄養療法を取り組む際の、考え方の一助となれば幸いです。

はちみつ療法の秘密

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