こんにちは。
断食トレーナーの政安です。
ダイエットをする上で、知っておいて頂きたい事をお話します。
1日に必要なカロリーは
基礎代謝+活動代謝+食事誘発性熱産生の合計
とされています。
基礎代謝とは⇒何もしないで消費するエネルギー
活動代謝とは⇒活動量によって変動するエネルギー
食事誘発性熱産生とは⇒消化に使うエネルギー
とされています。
この3つの合計が、2,500kcalの方が居たとします。
ダイエットを行い、2,000kcalに抑えた食事を長期間した場合
毎日500kcal足らない状況になります。
およそ7,000kcalで1㎏の減量が可能とされています。
30日×500kcal=15000kcalとなり
1ヶ月でおよそ2,14kg程度の減量が可能となる計算になります。
これを10ヶ月続ければ21kgの減量が可能でしょうか?
もし可能なら、全員がダイエットに成功するはずです。
なぜ計算通りにならないのか、分子栄養学的な視点で考察します。
1ヶ月で2,14kgという数値、筋肉も脂肪も落ちてしまっている可能性があります。
筋肉は筋グリコーゲンという形で糖質をストックしている器官です。
筋肉が減少してしまうと同じ量の糖質を食べていても、糖質が余ってしまう可能性があります。
余った糖質は中性脂肪となるとされています。
筋肉が減少し、脂肪が増えるという望ましくない状態になります。
これがダイエットに失敗する1つの要因です。
更に、ダイエットをしようとして低エネルギー状態を続けるとどうなるでしょうか?
「代謝が低下する」という表現を聞いたことが有るのではないでしょうか?
その1つの原因が、甲状腺の機能低下とされています。
摂取カロリーが足りない状態が続くと身体が省エネモードになってしまい
今までと同じカロリーを摂取していてもエネルギーとして使わず
脂肪として溜め込みやすくなってしまうとされています。
平熱が低い方がダイエットをする場合は、気を付けた方が良いかもしれません。
体温が低下しやすいということは、代謝が低下している場合があります。
別の視点からも考察します。
たんぱく質・炭水化物・脂質の3大栄養素は
全てエネルギーとして使うことができるとされています。
摂取した3大栄養素がどうなるかは
- エネルギーとして使う
- 脂肪としてストックされる
- 糖とたんぱく質が結びついて「糖化」という現象が起きる
- 未消化物が悪玉菌などの餌となり有害物質の発生をする
の大きく分けて4通りが考えられます。
エネルギーとして使うには「酵素」の働きによりATPという物質を産生する必要があります。
「酵素」が働くにはマグネシウム、亜鉛、ビタミンB群などの働きが必要です。
マグネシウムの摂取をしただけで痩せたという実験がありますが
酵素の活性が上がりエネルギーとして使える割合が増えた事が予想されます。
テレビの実験なので信ぴょう性に欠けますが原理としてはあり得ると思います。
「糖化」についてですが、血糖値が140mg/dlを超えた時に起こるとされています。
同じ量の糖質を摂取した場合でも、分散して摂取すると血糖値を上げづらくなるとされています。
- 糖質は小分けにして食べる
- 水溶性食物繊維や酢などと一緒に食べる
- GI値の低い食品を選ぶ
などの方法を行うと「糖化」を防ぐのと同時に、ブドウ糖が中性脂肪となる事を防ぎやすくなるとされています。
お茶碗1杯のご飯を今日は半分にする
もう半分はオニギリにしておき
良質な味噌とアオサで作った味噌汁と
一緒にゆっくり、よく噛んで食べる
それだけでダイエットになるかもしれません。
(アオサはマグネシウムと水溶性食物繊維が豊富です)
血糖値はご自分で計測することも可能なのでダイエットや健康管理をするなら、フリースタイルリブレを持っておく事をお勧めします。


血糖値の上下の仕方には個人差があるので、「ご自分がどれくらいの量のどんな物を食べると、血糖値がどうなるか」を知っておく事はダイエットと健康維持のヒントになるはずです。
未消化物についてですが
食べ物は唾液・胃液・胆汁・膵液などの助けを借りて、食べ物を分解して消化を行います。
消化が不十分だと分子量が大き過ぎるので、栄養を吸収するはずの小腸を通り過ぎ大腸に行ってしまい、栄養素が吸収されずに悪玉菌の栄養となる可能性があります。
(健康な人の腸内細菌のほとんどは小腸ではなく大腸に生息するとされています)
消化のテクニックについては以前の記事をご覧ください。

同じカロリーを摂取しても
消化酵素の出方、強さ
代謝を行う酵素の活性
食べ方などの個人差があり
同じダイエット法を行っても、全員に同じ結果は得られないということです。
ボディーメイクコンサルやZOOMの栄養個別指導では、個人差の部分に焦点を当てて
その方に今必要なものは何なのかを一緒に考えさせて頂いております。
身体の仕組みに従った一歩先を行くダイエットを行いたい方は、お気軽にご相談下さい。