食べたものは消化できなくては意味がありません。
マッチョなYouTuberがプロテイン50gを飲んでいて結果が出たと言う。
同じ事をしたあなたは便秘や下痢に。
なぜこういったことが起きるのか。
その答えは『消化酵素』です。
消化酵素の分泌量は個人差が大きく、誰でも同じではありません。
マッチョは、プロテイン50gを大量の消化酵素でアミノ酸に分解吸収する。
あなたが同じ量を摂取すると、未消化物となり悪玉菌の餌になったりそのまま便となる。
こういった事を防ぐためのテクニックをお伝えします。
①楽しんで食べよう
大嫌いな上司に説教をされながら食べる飲みの席
心許せる恋人の自宅で振る舞われた手料理
同じ物を食べても、消化の早さが違いませんか?
今集中すべきは消化か外敵か。身体は常に判断しています。
②時間帯によるの消化力の違いに合わせて量と内容を決めよう
一般的に昼>夜>朝の順に消化力が強くなります。
昼多め、朝少なめにする、昼は油やタンパク質などの重たいもの、朝はそれらを少なめにするなどして消化力に合わせたメニューを食べましょう。
③自分の疲労度合いにより食事内容を決めよう
思考する、身体を動かす、解毒する、炎症を抑える、消化する
全て同じエネルギー源で行っています。
疲労困憊な時は、それに合わせた物を食べるべきです。
寝る前に少し食べたい、病中病後、仕事で疲弊してる。そんな時はフルーツがおすすめ。
フルーツは消化が非常に早く、即効性のエネルギーになります。
④消化酵素を分泌する食材を使おう
香辛料・匂いの強い野菜などは消化液の分泌を高めます。
使いやすいのは粒のままの黒胡椒。
黒胡椒ホールなどで検索すると探せます。
1粒を食事前に口に入れしばらく噛み潰して下さい。
頭皮の毛穴が開き汗をかき口の中は唾液でいっぱい、胃の辺りも胃酸がじわ〜っと出てくる感じが味わえると思います。
消化酵素がたくさん出るので、食べ物の分解が進み栄養吸収を効率的に行なえます。
他にもパセリ、ニンニクなどもオススメ。
⑤分解酵素を持つ食材を使おう
食べ物の中には、栄養素を分解する酵素が含まれているものもあります。
大根おろし、しょうが、麹、舞茸、パイナップルなどは食事と一緒に食べることで栄養素を分解して吸収しやすくしてくれます。
酵素は低温だと働きが弱かったり高温だと効力を失ってしまいます。
調理時は加工のされてない、生の状態のものを選び加熱し過ぎないようにしましょう。
⑥胃酸の補助をしましょう。
胃酸は塩酸できています。
肉や魚などのタンパク質の分解に、その強い酸が必要です。
胃薬などの制酸剤は、それを中和し消化の邪魔をしてしまします。
消化力に不安がある場合は梅干し、レモン汁、酢の物などの酸っぱいものを食前に食べましょう。
⑦食前後の甘いものは避けよう
一定濃度以上の糖分が入ると、胃は動きを止めてしまうという話があります。(糖反射)
砂糖水やマックシェイクを飲むと長時間胃がもたれた感じがする、肉を塩だけの味付けで食べた場合すぐに消化される感覚は経験的にあります。
根拠になる論文は探したのですが見つかりませんでした。
東大が調べたなどはWikipediaに書いてあったのですが、あれは誰でも編集できてしまうので根拠に乏しいです。
しかし、体感があるので食前後の甘いものは避けましょう。
⑧よく噛もう
唾液はデンプンの分解、解毒、殺菌の効力があります。
1口で30回は噛んで、離乳食のような状態で胃腸に届けると消化の負担が減ります。
まとめ
大根おろし、黒胡椒、梅干しで消化力アップ