習い事の上手な取り組み方
私がボディメイクの生徒なら、指導者に対して、こんな動画を送ります。

武道の『虚』と『実』
以下の動画は、武道の『虚』と『実』の概念の実演です。
トンボを捕まえようとするときに、「捕まえようとする意識」を持つと逃げられてしまい、「捕まえようとする意識を持たない」と逃げられないという内容です。
うまく言語化できないと思いますが、虚と実の双方で、動きに違いがあることが、わかると思います。
ボディメイクの動画を送る際に必要なのは、『実』の動き
ボディメイクの動画で見ているのは、まさにこういう部分です。
ボディメイクの場合、「その動作を成立させるための意識」を持てているかを見ているので、武道で言うと虚実の『実』の方で動画を送って頂くと、良い評価をしやすいのです。
だから、私が何かを習うときは、必ず指導者の意図を汲んで成果を見てもらおうとします。
習ったことをそのまま真似するのではなく、指導者の期待に応えようとするのです。
一方で、動作だけを真似して、その動作の意味を理解していない生徒は、『虚』の動画を送ってこられます。
動作の意味がわからないまま撮影してしまい、評価を求めてしまうのです。
習い事をするときに、この差があると、成果に大きな差が生まれます。
実を成立させる条件は、原理原則を理解して、個々の種目に落とし込むことです。
そして、個々の種目の度に原理原則は説明していないので、別のタイミングでお伝えしてる原理原則を覚えておき、それを個々の種目の際に実行できなくてはならないのです。
このため、原理原則を理解せず、手本の動画だけを見て、そのまま送るという行為をすると、間違い無く、目的意識の無い『虚』の動作となるのです。
動画を送るコツ
私は、そういう部分を見て評価をしているので、その人が、何を意識してトレーニングをしているのかが、ある程度わかります。
私のボディメイク指導を受ける際は、私に対して動画を送る前に、『実』として成り立っているかを、気にしてみてください。
そして、『実』として成立していることを、少しわざとらしく、強調してくれると私は、「あ!この人、わかってるな!」と思えて、次の課題を提案しやすくなります。
冒頭の画像を、もう一度ご覧ください。
かなりわざとらしく、アピールをしているのが、わかると思います。
これが、指導者に対して、「あ!この人、わかってるな!」と思わせるコツです。

正直に言います
正直に言うと私は、誰でも『実』の動きができるように、導いているわけではありません。
料理屋の修行でも、10年見てるだけの弟子と、1年足らずで暖簾分けが許されて、開業する弟子がいますよね?
その違いだと思います。
料理長に言われたことだけを真面目にやる人と、料理長の動きを全て把握して、料理長の次の動きを察知して、必要な道具をサッと出せる人。
両者は、全く違う待遇を受けるのです。
私は原理原則は教えているし、動作のお手本の動画もお渡ししています。
それを結びつけて考えられるかは、その人次第だと思うのです。
それができない人を、できるようにするのは、ボディメイクの指導の範疇を超えているし、私の課題ではないと思っています。
とは言いながら、頑張っていると感じる人には、じっくりと関わらせて頂いています。
少し意識の焦点を変えるだけで、劇的に変化する人が、多いと思うんですよね。
全体像を把握しないで、断片的に言われたことだけやるのは、もったいないです。
もっと好かれてください。もっと可愛がられてください。もっとあなただけの特権を受け取ってください。
このブログが、そうなるためのヒントになれば、幸いです。
