ダニアレルギーを例に、アレルギーが発症する仕組みを図解します。
これらの各段階に対して、できることを探していくのが、分子栄養学です。
更に、当てずっぽうで全段階の対策をしていくのではなく、自分の弱点を探して、そこに特化させて対応ができると、効果的な対処法が取れると思います。
例えばTh2細胞の分化が過剰な人であれば、乳酸菌生成エキスの摂取で効果があったという報告があります。
Th2が過剰であることは、以下の数値を調べれば判断できます。
Th2関連サイトカイン(IL-4, IL-5, IL-13)
Th1関連サイトカイン(IFN-γ, IL-2)
検査して、自分のTh2の分化が過剰だと判断したら、それに影響を与える行為をすれば良いのです。
他の各段階についても同じです。
ダニの死骸の飛沫吸入
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気道粘膜でのアレルゲン検出
↓
樹状細胞によるアレルゲン捕捉
↓
リンパ節へのアレルゲン提示
↓
ナイーブT細胞の活性化
↓
Th2細胞への分化
↓
IL-4産生
↓
B細胞の活性化
↓
IgE抗体の産生
IL-5産生
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好酸球の活性化
IL-13産生
↓
粘液産生増加
↓
肥満細胞表面へのIgE結合
↓
感作状態の確立
↓
再曝露時のアレルゲン-IgE結合
↓
肥満細胞の脱顆粒
↓
ヒスタミン放出
↓
血管拡張
粘液分泌増加
粘液分泌増加
ロイコトリエン放出
↓
気管支収縮
プロスタグランジン放出
↓
炎症反応
↓
アレルギー症状の発現
鼻づまり、鼻水、くしゃみ、咳、喘鳴、痒みなど
私のサロンでは、これらの仕組みを理解して、体調を改善させる能力を高める方法をお伝えしています。
分子栄養学の断片的な情報で混乱したり、自分に効果があるかわからないサプリをなんとなく買って散財するのは、もうやめにしましょう。
的確な推測を行い、検証することで、確実に体調を改善させる能力が高まります。
入退会自由なので、一度覗きに来て下さい。