こんにちは
大学の時に、図書館の心理カウンセリングの本を全て読んだ政安です。
今回は名著:プロカウンセラーの聴く技術から読み解く自分の怒りとの向き合い方について書きます。
皆さんは身近なものを貶されると傷ついたり、腹が立ったりしますか⁉
そのことについて深堀りします。
プロカウンセラーの聞く技術
この本によると、人は自分から離れたものを貶されても特に何も思いませんが、身近なものであればある程「自分のこと」を貶されたと思ってしまうそうです。
阪神ファンの方に、阪神の悪口を言ったら大変なことになるのは想像が付きますよね?
一方、南米の地底湖に住む謎の魚の悪口を言われても、とくにピンとこないはずです。
これは自分との距離に関係するそうです。
腹を立てないために知っておくと良いのは、人により特定の対象との距離は違うということです。
阪神が大好きな人もいれば、阪神に興味が無い人も居ます。
たとえ贔屓の球団の悪口を言われても、
「その人はそう思ったんだな」
「その人と対象の距離が自分とは違うのだな」
と思うようにします。
これが『自他の区別』です。
自分もOK・他人もOKの精神で、「この人はそう思うんだな」と思うだけにして自分の価値観でジャッジをしないと感情を動かさずに済むということです。
何で急にこの話を思い出したか。
私は栄養に関して、疑問に思う配信内容を見ると心がざわついてしまいます。
しかし、筋トレに関して誰かが間違った事を言っていても特に何も思いません。
栄養だと
- この理論を誰かが試したら病気になることをを知らないのだろうか?
- あなたが良くても真似して病気になる人が居たら責任を取れるのか⁉
- どんな体質の人に合い、どんな体質の人だと病気になるということを知らないのだろうか?
- 知らないなら良いものとして広めないで欲しい。
そんな風に思ってしまいます。
でも、筋トレで間違えた配信をしていても、「真似して怪我をしたらどうするのだろう?」とは思いません。
矛盾してますね。
栄養で周囲の事を理由に腹が立つなら、筋トレに関しても同じであるはずです。
栄養も筋トレも、指導が私の仕事なので両方重要なはずです。
どうやら栄養への愛は、筋トレの比ではないようです。
これは間違った栄養の配信している人の問題ではなく、私の問題だということがわかります。
自分に正義があると思った瞬間、人は残酷になるという話があります。
この本を教訓に心穏やかに過ごすことを学んでいきたいと思います。
身体症状としての怒り
本職が栄養カウンセリングなので、身体症状としての怒りについてもお話させて頂きます。
低血糖になると、血糖値を上げるためにコルチゾールやアドレナリンが分泌されます。
これらが不快感となり「嫌なことが起きている」と認識して怒りに繋がることが予想されます。
血糖値を維持するだけで、不快感が抑えられることが予想されます。
先日発売したNoteが発売2週間で450部を突破しました。
気分の変動が多い方にも読んで頂きたい内容です。
コルチゾールを抑制するサプリとして有名なのが、アシュワガンダです。
Jarrow Formulas, アシュワガンダ、ベジカプセル120粒
これを不快な事が起きそうな4時間前に飲んでおくと、気分の変動が起きず驚きます。
思考として不快とは認識するのですが、身体症状が起きないんですね。
ザワザワする感じが無く、菩薩モードになります。
普段いかにコルチゾールやアドレナリンに支配されてしまっているかがわかります。
血糖値もホルモンも自分の意思で操れます。
他人の言動は操れません。
自分が対処できることに注力した方が効率が良いですね。
できない事にエネルギーを使うより
できることにエネルギーを使う方がスマートです。