分子栄養学のクリニックに行くとiHerbのサプリを否定されて、ドクターズサプリを勧められた経験は無いでしょうか?
あんなものを使っていたら破産します。
今日はドクターズサプリを使うべき場合と、使わないでも良い方法を確認てみましょう。
中立的な視点からの考察
まず、ドクターズサプリには大きく分けて2種類あります。
- サプリの研究を専門に行っているメーカーが作っている高品質なもの(K◯B、◯シーパスなど)
- サプリの知識に疎くて、分子栄養学を少し知ってるだけの医師がOEMで自社製品として作ったもの
場合によっては必要になるのが、①の専門メーカーのサプリです。
飲んだ時点で成分が失活していないで効力を発揮する工夫がされており、成分自体も難しい加工がされており、通常なら高用量で摂取すると肝臓の数値が上がってしまうようなサプリでも、専門のメーカーのものなら大丈夫ということがあります。
また、わずかな不純物に反応してしまう体質の方や、ドーピング検査を気にするスポーツ選手も、製造工程に信頼のおける専門メーカーのサプリが向くでしょう。
一方、②は金儲けの道具としてサプリを使います。
こういう医師は「効果がある・安全」などとアピールしてiHerbを否定する発言が目立ちます。
綺麗事を言っても内心は金儲けの事ばかり考えているのです。
しかし、両者とも使わなくて良い場合がほとんどです。
高用量を安全に使いこなすには、相当な身体への知識が必要です。
それは医師が知っていれば良いという話ではなく、患者が理解している必要があることを意味します。
果たして、短い診療時間でサプリを使いこなす技術を伝えているクリニックが存在するでしょうか?
サプリは朝昼夕食後の◯粒づつ飲めば、症状が治るというものではありません。
副腎疲労をコルチゾールの役割を知らないで治せると思いますか?
健康的な生活をしていれば勝手に治る場合もあります。
しかし、低血糖や炎症の自覚が無いまま生活したら治るのは遅いはずです。
不調はお金をかけて治すのではなく、頭を使って治すのです。
仕組みを理解して取り組む
高額なサプリを売りたいだけの人の口車に乗って、身体の仕組みを理解しないまま浪費し続けていませんか?
大金を使っていた人に、ごく簡単な栄養と身体の仕組みの質問をすると答えられないという事例が多発しています。
それでは結果が出なくて当然です。
仕組みの理解
↓
仮説の構築
↓
仮説の実践
↓
フィードバック
この繰り返しで体調を改善するのが分子栄養学です。
仕組みを理解するには、教科書的な情報や論文などが必要です。
今の知識だけで妥当な判断ができないなら、新たな情報を得て判断の質を上げるのです。
このとき情報に誤りがあれば妥当な結果は得られません。
だからSNSで情報を見たら最初から信じるのではなく、一度疑って検証して欲しいのです。
SNSの健康情報は嘘だらけです。
その情報を使いこなすのが論理的思考能力です。
筋道立てて考える力が無いと、どんなに良い情報を得ても使いこなせないので、妥当な結論に達せません。
散財して後悔して分子栄養学を嫌いになる前に、自分が勉強した知識で立てた仮説が当たり、体調が良くなった快感を味わってください。
そうすれば分子栄養学が好きになるはずです。
私も分子栄養学が大好きです。