その情報は本当？誤情報に惑わされないための思考術

2024年6月8日

SNSを見かけると、毎日のように嘘の健康情報が流れ、それを崇拝する人たちを見かけます。

嘘の情報を教えられているのに、教えて貰ったことに感謝している人を見かけると、とても悲しい気持ちになります。

騙されてるのに感謝している。

あなたがそうならないために、以下の点をチェックしてみましょう。

自分は関係ないと断言できますか？

自分の知識の100%が確実なものであると、断言できる根拠はありますか？

以下の内容を全部クリアすれば、そうした心配ががグンと減るはずです。

騙されているかもしれない！インフルエンサーの誤情報に洗脳されたあなたへ

日本人は学校で間違ったことを教えられるという前提が少ないため、教えられることに対して疑う訓練を積んでいません。その結果、SNSやネット社会で流れる誤った情報に簡単に惑わされてしまう危険性があります。

教育の罠：疑わないことの危険性

日本の教育システムは、基本的に教師や教科書が正しい情報を提供するという前提に立っています。このシステムでは、生徒たちは教えられたことをそのまま信じることが求められます。例えば、数学の授業で「1＋1＝2」と教えられた場合、誰もそれに疑問を抱くことはありません。これは一見すると効率的で良いことのように思えますが、実際には非常に大きな落とし穴が潜んでいます。

インフルエンサーのマーケティング手法

SNSやネット社会では、「1＋1＝3」と教える先生がマーケティング手法を用いて注目を集めることがよくあります。このようなインフルエンサーは、カリスマ的な魅力や巧妙なマーケティング手法を駆使して、多くのフォロワーを獲得します。彼らは派手なプレゼンテーションや感情に訴えるメッセージを使って、人々を引き付けます。これに対して、「1＋1＝2」と教える地味な先生は、正確な情報を提供しているにもかかわらず、注目されにくいのです。

誤情報の広がり

このような状況が続くと、誤った情報がどんどん広がっていきます。人々はSNSやインフルエンサーの言葉を鵜呑みにし、自分で情報を検証することを怠ります。結果として、誤情報がまるで真実であるかのように受け入れられ、多くの人々がその影響を受けることになります。

思考を修正するためのステップ

では、誤った情報に惑わされないためにはどうすれば良いのでしょうか？以下のステップを踏むことで、より健全で正確な情報にたどり着くことができます。

自己認識
- 自分が持っているバイアスや先入観を認識し、常に批判的に考える習慣をつける。
情報の多角的な検証
- 信頼性の高い複数の情報源から情報を収集し、異なる視点や反対意見にも目を向ける。
- ファクトチェックサイトを利用して情報の真偽を確認する。
専門家の意見を参考にする
- 信頼できる専門家や学術機関の意見を重視し、インフルエンサーの意見が専門家の意見と一致しているか確認する。
論理的思考の訓練
- 受け取った情報が論理的に一貫しているかを検討し、情報がどのような根拠に基づいているかを確認する。
コミュニティやサポートの活用
- 批判的思考を奨励するコミュニティに参加し、意見交換を行う。
- 信頼できる人や専門家に相談する。

自力で修正が難しい人の特徴

一方で、誤った情報に固執し、自力で修正が難しい残念な人も存在します。以下に、その特徴をまとめます。

批判的思考の欠如
- 情報を無批判に受け入れ、疑問を持たない。
- 自分の信じている情報に固執し、異なる意見や証拠を拒否する。
情報源の偏り
- 特定のインフルエンサーやコミュニティからのみ情報を得る。
- 異なる意見や反対意見に触れようとしない。
専門知識への不信感
- 専門家の意見や学術的な情報を信じない。
- インフルエンサーの意見を過信し、疑うことなく信じる。
論理的思考の欠如
- 論理ではなく感情で情報を評価する。
- 情報の一貫性を検討せず、矛盾した情報を受け入れる。
社会的圧力やコミュニティの影響
- 自分が属するコミュニティの意見に同調し、異なる意見を排除する。
- 異なる意見を受け入れることで孤立することを恐れる。