パニック障害がある人は、特に血糖値を上げ過ぎない食べ方が求められます。
まずは以下の流れをご覧ください。
①糖質を摂りすぎる
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②高血糖になる
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③インスリンが過剰に分泌される
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④NMDA受容体が過度に活性化される
〔糖尿病 57(9):682~684,2014〕
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⑤神経の異常興奮
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⑥パニック障害の症状が発症
対策として考えられる方法は以下の通りです。
- リブレを付けて血糖値の現状を把握する
食後2時間を超えても血糖値が140mg/dlを超えていたり、食後2時間以内でも170mg/dlを超えるようであれば食べ方を工夫する
(血糖値の対策を書くとnote1作品分になるので、これ以上は割愛します) - インスリン抵抗性を改善する
インスリンが存在しても、細胞の感度が低くなるとインスリンの効きが悪くなります。
その状態をインスリン抵抗性と言います。
インスリン抵抗性の原因の大きな要因は「炎症」です。
炎症を抑制するには、慢性炎症の原因を特定したり、オメガ6脂肪酸を減らしてオメガ3脂肪酸を増やします。
炎症対策について詳しくは、オンラインサロンの
こちらの質問会をご覧ください▼
https://salon.dmm.com/1979/posts/1359134
今回はパニック障害の方を対象とした投稿ですが、全ての人に当てはまります。
NMDA受容体が過度に活性化されると、神経細胞死が起きるとされています。
このことが、認知機能の低下やアルツハイマー病と関連しているのかもしれません。
食事の度に、脳の神経が死んでしまうような食べ方は避けたいです。
しかし副腎疲労になると、下の画像のようなギザギザした血糖値のグラフになりがちです。
血糖値上昇ホルモンであるコルチゾールが安定して分泌できないので、アドレナリンなどで一時的に上げて、それが維持できないと、また下がるというのを繰り返してしまうのです。
だから副腎疲労を改善しないと、パニック障害の症状も改善しにくいし、脳の機能が失われやすいのです。
まずは不快な症状を無くすために高血糖になる食べ方をやめて、それから副腎疲労の原因を探して取り除いていきましょう。
※血糖値を上げないために極端に糖質を食べないという選択はしないでください。
筋肉が少なくなって、筋肉が糖を取り込まなくなり余計に血糖値が下がらなくなります。
副腎疲労については、下の投稿でまとめています。