こんにちは。
気まぐれでR-1ヨーグルトを買ってしまった政安です。
普通のヨーグルトと何が違うのか調べてみました。
R-1ヨーグルトのキャッチコピー
R-1とは明治が販売しているヨーグルトの商品名です。
明治プロビオヨーグルトR-1|株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
「強さひきだす乳酸菌」というキャッチコピーを目にした事があるかもしれません。
強さとは何のことでしょう?
R-1がインフルエンザに効果的という話を聞いたことがあるので、免疫力を高めてくれる乳酸菌という意味かと思っていました。
そこで明治のHPを調べてみると
人々の健康・強さ※を支えたい…
そんな思いから誕生した「強さひきだす乳酸菌」1073R-1乳酸菌が使用されているのが、「明治プロビオヨーグルトR-1」。
商品名のR-1は1073R-1乳酸菌に由来しています。※「強さ」とは
引用:https://www.meiji.co.jp/dairies/yogurt/meiji-r1/fact/
健やかな生活を送りたいという前向きな想いを表しています。
政治家の答弁のような、見ていて痒くなる文章です。
文法的にも疑問が残るのですが、免疫の事には触れられてませんね。
誤解を生む表現だと思います。
きっと「強さひきだす乳酸菌」というフレーズを考えた人は、免疫強化に繋がる良い商品ができたので消費者に響きやすいフレーズにしようという想いでこのキャッチコピーを考案したのでしょう。
しかし、薬機法の制約で効能を謳ってはいけないため、後から取って付けたような痒くなる説明を付けたのだと思います。
脱線はここまでで本題に入ります。
R-1ヨーグルトのEPS
R-1ヨーグルトの乳酸菌はEPSという物質を作ることができるそうです。
明治のHPにEPSの説明がありました。
EPS(Exopolysaccharides)とは、乳酸菌などが菌体外につくりだす多糖体です。多糖体は、一般的にキノコや海藻、野菜などの食品に含まれている微生物がつくる、新しい可能性を秘めた成分です。
引用:https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2023/0914_02/
なんかヌルヌルした身体に良いものを作ってくれるイメージです。
そのヌルヌルはどんな効果があるのでしょうか?
難消化性で大腸の腸内細菌の栄養となる。
消化器の順番をザックリ書くと
胃→小腸→大腸
となります。
小腸で栄養を吸収し、大腸で腸内細菌が小腸で分解できない種類の糖を分解しています。
EPSは多糖といわれる糖の一種です。
オリゴ糖や水溶性食物繊維にも、同じような役割があります。
小腸で吸収できない糖を、大腸の腸内細菌が分解します。
その糖の種類により、生成される健康効果のある物質の種類も変わるので、オリゴ糖・水溶性食物繊維・EPSのそれぞれに別の効果があるのですね。
ただ、ヒトの腸内細菌には個体差がありますし、同一人物でも昨日と今日は別物です。
ずっと同じ餌を善玉菌に与えていても、腸内環境は一定に保てません。
という理由で、今回R-1を試してみました。
ヨーグルトという時点で、消化に負担のかかるカゼインの問題やCa・Mgのバランスが悪いのでMg不足になる可能性。
乳製品という時点で、妊娠している牛の可能性が高くエストロゲンなどの問題もあります。
今回はお試しでステビア入りの商品を買ってしまいましたが、ステビアにも腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)を悪化させたり精子の減少を起こすという話もあります。
もしR-1を試すなら、こうした要因も考慮に入れて摂取すると良いと思います。
できるだけ甘味料の少ない商品ですと
こちらが良いかと思われます。
大きなパッケージのプレーンの商品もあるのですが、売っているのを見たことがないので割愛させて頂きます。
まとめ
オリゴ糖・水溶性食物繊維・EPSは水分を引き込む糖なので、摂取し過ぎると浸透圧の関係で下痢をします。
腸内細菌が食べ切れる量を調整して摂取するのがコツです。
便の状態を見ながら、種類と量を調整して摂取してみて下さい。
先程触れたエストロゲンなど環境ホルモンの解毒・排出についてもデトックスのNoteに書かせて頂いております。
今後、デトックスの食事メニューなども掲載予定です。
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